美容整形の国・韓国で生まれた溶けない糸
ミラクルリフトは、皮膚下に医療用の糸(スレッド)を埋め込むスレッドリフトの一種です。
美容整形のメッカ韓国の医師、Dr.WOOによって開発されました。
両脇に折り返しの付いた長さ40cmの特殊構造の糸を10本以上皮膚の下に通して皮下組織を引き上げます。
ギザギザの特殊加工をらせん状に施した、外科用で安全性も高い溶けないポリプロピレン製の糸です。
吸収性の糸よりもリフトアップ効果の持続性が長いともいわれています。
この特殊な糸を多数使用して、側頭部(こめかみ)の真皮と浅側頭筋膜に固定。
1本1本の糸にも強い組織把時力がある上に、従来の糸の施術と比較して、大量の糸を使用するため治療効果も大きく、持続期間も長いといわれています。
主に額のたるみが気になる、顎から口元のたるみが気になる、ほうれい線の深いシワが気になる、手術には抵抗があるといった人におすすめです。
溶けない糸だからコラーゲンの繊維化が強固
ミラクルリフトの施術を行うと、糸が埋め込まれたことで付いた傷を治そうとする「創傷治癒」(そうしょうちゆ)と、体が糸を異物と判断して排除しようとする「免疫反応」が、起きます。
するとマクロファージという免疫細胞が、糸周辺に集まり、それが真皮層のコラーゲンやエラスチンを生成する「繊維芽細胞」を刺激。
この作用により、糸の周りでは、体内コラーゲンやヒアルロン酸の増産、皮膚の線維化(コラーゲンなどの増産によって皮膚が硬くなる現象)が促進。
ミラクルリフトの場合、溶けない糸を大量に使用するため、コラーゲンが長期間生成され続ける上に、線維化を強固に起こします。
そのため、たるみ引き上げ効果が長く続き、たるみの予防効果も含めると、半永久的ともいわれています。
そして、肌本来の機能も高まり、弾力性やハリがアップ。
料金は糸1本あたり5~6万程度が目安となります。
実際には6~10本程度挿入するため、30~60万程度。
カウンセリングで効果と料金を、しっかりと聞いておきましょう。